プロローグ

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一体いつからだろうか、リアリティ溢れる夢を見だしたのは… 父さん達に話すとそれは記憶の一部と言っていた。 そして今日もその夢を見た。 『ねぇ、ゆうくん…』 『なに? そんなしんけんなかおしてどうしたの?』 『ゆうくんのおとうさんとおかあさんって、わたしたちとおなじとしにやくそくしたんだよね』 『う、うん。まさか…』 『ねぇ、ゆうくん。わたしをおよめさんにしてくれる?』 『やっぱり…でもおまえりょうりヘタそうだし…』 『う…う、うるさいわね! じゃ、じゃありょうりがじょうずになったら…およめさんにしてくれる?』 『うん。それじゃぼくもやくそくする。おまえがりょうりがじょうずになったら…おまえをまもってあげるよ』
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