エントランス

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震える手で 広げた世界 あたしの人生が 決まった 望みもせず 不確かなまま 握った手に 滲んだ汗 あたしの心は沈んで 身体は悲鳴をあげていた いつしか笑い方を忘れてた あたしは何を 何の為に頑張ってるんだろう? 歪んだ瞳に 浮かぶ涙 言葉が出てこなくて 涙が止まらなくて ただ大切な人達を 抱きしめていた あの日決まった人生を たしかに自分の手で 変えることを決めた 後悔は どこに向けられるんだろう あたしは もう何にも負けないよう 前を向いていくんだ
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