日常
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あの夢を見た後には、恐ろしさと対比して温かさが残る。 「最近見なかったのにな…」 制服に着替えて下へ降りると、ちょうど兄が朝食を終えるところだった。 「珍しいな。お前にしては早起きだ」 俺の頭にポンと手を置くと、テーブルに出来立ての朝食を並べてくれる。 「もう母さんたち仕事行ったんだ?」 「今日は特に早い出勤なんだとさ」
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