プロローグ

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今年もまたこの暑い夏がやってきた。 ジージーとなくセミたちの声が、よりいっそう暑さをかんじさせた。 「暑い…」 扇風機を顔にふきかけながら俺、桜井 裕次郎、職業刑事は そういった。 「おい、桜井!」 そう怒鳴りつけたのは同僚の瀬崎だった。
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