赤月

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俺はあまりの彼らの怯えぶりに、驚きを隠せなかった。そして、またこの事件に興味を持った。好奇心はフツフツと着実にふくれあがっていく。 俺は少し青ざめている瀬崎に「大丈夫か?」と声をかけ、そして「なぁ、瀬崎…さっきの話、もっと詳しく教えてくれないか?」といった。 瀬崎はゆっくりと、そして静かにその話を語り始めた。
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