暁の連合艦隊

日米講話なる！

ﾄﾗｯｸ沖海戦から１週間後、日米両軍は艦隊の修理のため大規模な作戦に出れなかった。
この日、日本では国会で講話について話し合っていた。
山本｢米内総理、今こそアメリカと講話すべきです。 アメリカの世論は日米講話に傾いています。｣
その山本海軍総司令長官に対して石原陸軍総司令長官は質問した。
石原｢山本長官、今こそ講話すべきだが海軍には反対は出ていないのかね。｣

山本｢いいえ、いません。｣

米内｢山本君、石原君、講話の事だが野村大使を通じて打電したよ。 結果は１週間以内に出るよ。｣
山本、石原｢解りました。｣

米内｢それでは、講話に反対の人は居ますか？ 手を挙げてください。｣
国会に出席している人には反対するものは無かった。
米内｢それでは、講話はアメリカしだいで行います。｣
こうして会議は終わった。