ラーメン

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ころん「なんでラーメン?」 PRINにつられたのか目を見開きながら言うころん。 PRIN「だって毎日ラーメン食べに行くやん」 ころん「ほんまや!じゃあラーメンやな!」 何処に納得したのかわからないがとにかくラーメンをメインにしたショートコントを作る事になった。 だが流れが思い浮かばない為最初の始まりから二人でラーメンを食べている所まで通してみる事にした。 PRIN、ころん「ど~もぉ!!」 前屈みで手をパチパチと叩き走りながら登場した。 なんとか笑いを堪え次の流れまで持っていく。 PRIN「ショートコント!ラーメン!」 二人で向き合いラーメンを食べているふりを始める。 ズルズルズルッ… PRIN「カハッ!ギャハハハハハ」 ころんは真剣にラーメンをすすっている。 まさにその姿はプロの落語家。 顔は見れたものじゃなかった。 しいて言うなら人間から知識、IQ、学習能力全てを取り除いた感じだ。 ラーメンの食べ方にはまった二人は芸人の夢など忘れてひたすらラーメンの食べ方を練習して一日を過ごした。 汗だくになりながらも必死に練習をしていた。 帰る頃には二人の最初の目的など忘れてラーメンに対する満足感と達成感で心が満たされていた。
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