ゴキブリ

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PRINの部屋の床は服、靴、鞄、アクセ類等で埋め尽されている。 正直部屋は広いほうだ。 だが散らかりすぎて足の踏み場すらない。 歩くことも困難だ。 そんな部屋を人々は都会のジャングルと呼んだ。 PRINは真夜中にみるくと電話をしていた。 その時、事件はおこった。 PRIN「ぎゃぁぁぁぁっ!」 急に不気味な叫び声を上げるPRIN。 かなり近所迷惑だ。 みるく「えっどうしたん?」 PRIN「おかー!おかんー!母ちゃーん母ちゃーん母ちゃーん!」 呪文のようにひたすら叫び続けるPRIN。 みるく「何があったん?」 PRIN「うわ!ひぃっ!ゴキブリが出た!嫌ぁぁぁぁ!助けてぇぇ!誰かぁぁぁっ」 みるく「うわ!マジうるさい!近所迷惑やで」 冷静に言い放つみるくに殺意が芽生えたのは言うまでもない。 PRIN「誰も助けにこん…アハッアハハハハ…見捨てられたんや…この家の連中は必死に泣き叫ぶ我が子を見殺しにするんやぁぁ!!!」 みるく「いや、寝てるんやろ!時間考えーや!」 そんなみるくの言葉に耳を向けれるほど余裕がないPRINは何かに取り付かれたかのように語りだした。
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