2462人が本棚に入れています
本棚に追加
PRINの部屋の床は服、靴、鞄、アクセ類等で埋め尽されている。
正直部屋は広いほうだ。
だが散らかりすぎて足の踏み場すらない。
歩くことも困難だ。
そんな部屋を人々は都会のジャングルと呼んだ。
PRINは真夜中にみるくと電話をしていた。
その時、事件はおこった。
PRIN「ぎゃぁぁぁぁっ!」
急に不気味な叫び声を上げるPRIN。
かなり近所迷惑だ。
みるく「えっどうしたん?」
PRIN「おかー!おかんー!母ちゃーん母ちゃーん母ちゃーん!」
呪文のようにひたすら叫び続けるPRIN。
みるく「何があったん?」
PRIN「うわ!ひぃっ!ゴキブリが出た!嫌ぁぁぁぁ!助けてぇぇ!誰かぁぁぁっ」
みるく「うわ!マジうるさい!近所迷惑やで」
冷静に言い放つみるくに殺意が芽生えたのは言うまでもない。
PRIN「誰も助けにこん…アハッアハハハハ…見捨てられたんや…この家の連中は必死に泣き叫ぶ我が子を見殺しにするんやぁぁ!!!」
みるく「いや、寝てるんやろ!時間考えーや!」
そんなみるくの言葉に耳を向けれるほど余裕がないPRINは何かに取り付かれたかのように語りだした。
最初のコメントを投稿しよう!