2462人が本棚に入れています
本棚に追加
PRIN「だからあっちやって」
PRINは苛立ちはじめていた。
美容師「すっ、すいません。」
美容師は焦っていた。
周りの人達は危ない物を見るような目でPRINを見ていた。
カットが終わり髪を巻いてもらっていたその時事件は起きた。
カラーンッ
隣の席に付いていた美容師がハサミを落とした。
PRINは手をピストルの形にして瞬時に席を立った。
PRIN「動くなぁぁぁっ!」
もの凄い叫び声に店に居た全員の動きがとまった。
まるで時間が止まったかの様だ。
PRIN「今ここで殺人事件がおころうとしています!犯人はこの中に居る!!」
髪にカーラーを巻きつけたままピストルに「フゥッ…」と、優しく息を吹きかけるPRIN。
美容師「あのっ、落ち着いて下さい」
PRIN「なんや!まさかお前が犯人か?」
そう言いながらピストルを美容師に向けた。
美容師「違います!ハサミを落としてしまっただけです!」
PRIN「あれ?殺人事件とか言い出した奴誰やねん!」
笑いながら自分の席に戻るPRIN。
その場に居た全員がイラッとしたのは言うまでもない。
PRINは店に居た全員の冷たい視線に耐えきれなくなりお金を置いて逃げだした。
その日以来その店の近辺には近付いていない。
最初のコメントを投稿しよう!