キャロット

2/5
2462人が本棚に入れています
本棚に追加
/285ページ
中2の頃、PRINところんはかなりと言っていいほど調子に乗っていた。 自分達には笑いの神様がついていると本気で思っていた。 二人乗りをしていると何故か絶対にこけていた。 今思うとわざとだったのかもしれない。 笑いをとるためには体の傷も惜しまない。 「ツッパル事が男の勲章ならこの傷は笑いの勲章だ」 そう思っていたのだろう。
/285ページ

最初のコメントを投稿しよう!