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中1の頃、PRIN達の間でスカートめくりやズボンおろしが流行っていた。
なんとも低クオリティな遊びだ。
大抵の生徒は制覇したPRIN達。
次のターゲットは教師だ。
常に木刀を持っている生徒指導の教師がいた。
あだ名は手首毛。
その名の通り手首に毛が生えているためつけられた。
いかにも子供がつけそうな発想力に乏しいあだ名だ。
手首を見ると誰もが身震いをするほどだった。
手首毛のズボンをずらす事になったのはころん。
PRIN「中途半端にずらすなよ」
友達「てかパンツまでずらしてや」
ころん「お前等パンツの中まで見たい思うか?」
PRIN「ごめんやけどパンツの中の住人に、こんにちはする勇気ないわ」
銀ちゃん「手首であんだけ濃いのにパンツの中………うわぁぁっ!」
ころん「こいつ想像しよった」
この時、手首毛のパンツの中想像禁止例が出た。
ころん「では、只今より作戦を実行します」
手首毛のもとに向かうころんに全員で敬礼をした。
ころんはゆっくり近付いた…
手首毛に気付かれないように後ろに回るころんは背後霊のようだった。
見事に存在感を消したころん。
誰もが今だっ!と心の中で叫んだ。
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