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ドキドキ…
あと10センチ…
ドキドキ…
あと5センチ…
あと3センチ…
あと1センチ…
もう目の前にはさっちゃんの顔
あとちょっとだけ体を動かすと触れる唇
いよいよだ…
ー…ガラッ
突然、静かだったはずの教室に声が響いた。
「おーい!!み~や~び~!お前いつまで待たせるつもりだよ!!」
僕は声がする方を振り向き固まってしまった…
「あ…わりぃ。」 ー…ピシャッ!
相手は素早くドアを閉めた。
ふと僕は思い出した。
ギャー!!
うわー…どうしよ-!
僕は今、メイド服だ!!
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