新しい道へ

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桜咲く一本道は、黒い制服を着た生徒が異様に目立つ 自転車で来る人が迷惑そうにしている そこには少し大きめの少年ともう一人少年がいる やぁ 俺は国分幹介(通称もっちゃん)、今年この青坂高校に入学することになりました 隣にいるのはおな中の高林和彦(通称かず)、小学校から同じ学校で仲良しさ そんで俺らが行く青坂高校は偏差値44、不良が集まりそうだが生徒指導が厳しい学校で靴下も規則が決まっている、そんな学校に入学した こんな学校だけれども不良が少ない学校だから楽しい毎日がおくれると思う 幹「いやぁ ついに高校生活スタートかぁ 楽しみだな」 和「そうだな 取りあえず同じクラスになれるといいな」 幹「でもここは市内だから知り合いかなりいるぜ」 和「確かに、新しい友達は出来にくいけど、出来ない訳じゃないからな」 気ずけば二人は校門の前まで来ていた 門を通ると、今までとは違う感覚がいっきに体中に流れる感じがしてたまらない 玄関に着くとクラスの組み合わせが書かれた紙が数枚貼られている この時の自分の名前を探す作業のどきどきもたまらない ?「あ!もっちゃんとカズじゃん! おっす!」 こいつは西野智明、こいつもおな中だが正直こいつが嫌いだ 幹「智明は何組?」 智「俺は三組 もっちゃんは六組だよね」 やってくれたぜ、こいつは俺のどきどきを冷ましやがった 和「あ!俺ともっちゃん同じクラスだ」 幹「やった!よろしくな!」 こんとき俺は智明と同じクラスじゃない事にだいぶホッとした そのあと俺とカズはげたばこに靴をいれ、新品の上履きをはいて六組の教室に向かった 教室に入ると初めて見る人もいれば「あいつ見た事あるな」ってやつもいる き~んこ~んか~んこ~ん チャイムがなった 先「お~い 席つけ」 クラス全員がざわめきつつそれぞれの席に座った 先「今日からこのクラスの担任になる中沼だ、一年間よろしくな」 担当の中沼Tは結構まじめそうに見えるが、以外とジョークも多いオーラをかもし出していた 中「これから全校集会だから遅れるなよ 遅れたら罰金十万円だぁ」 予想どうりだった
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