序章

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…………   村上「なんてな。これが、俺がかなり前に聞いた噂だ。もっとも、この話の舞台である旧館は、すでに取り壊されてるけどな」   中沢「まぁ、所詮噂だろ?そんなことより、なんで真夜中の学校にしのびこまなきゃ行けないんだよ。」   川嶋「だって、楽しそうじゃん。」   済藤「俺も楽しそうでいいと思うけどなぁ。」   川嶋「いやなら別にいいわよ。こなくても」   中沢「……ふん。」     今思えば、このときなんで俺はとめなかったんだろうか…   何が起こるかもしらず、その時はゆっくりと近付いていた。
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