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『私はマーメイドです。貴史君、この先のコンビニにタクシーを待たせてるんでさっさと家に帰ってお風呂入って寝て下さい。あと鍵はしっかりかけといてね。』
なんだコイツ!
『なんだお前?マーメイドってFEATHERの真似してるつもりか?つ~かなんで俺の番号知ってんだよ!』
もっともな質問をぶつける貴史…しかしマーメイドを名乗る女は貴史の質問は無視して話しを続ける。
『君には危険過ぎるからおとなしくおウチに帰っていなさいって言ってるの。1人で寂しいんだったら後からお姉さんが行ってあげようか?』
ぜ、是非お願いします…違う!馬鹿にしやがって、と尾行犯の方を見てみると…
既にその場にはいなかった…
『あっ!お前のせいで見失ったじゃね~か!どうしてくれんだよ!』
『ツー、ツー、』
なんなんだアイツは!貴史は暫く男を探したが見つからず、結局コンビニで晩飯を買って帰宅した…
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