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「モテモテだね。将誉志。」
不意に後ろから声がして、俺は反射的に振り返る。
「よお!遊びに来たぜ!」
「おす。」
「お前ら…わざわざこんな所まで…」
予想外だった。
そこには我が親友、尉澄、佐之助、曹司の3人が立っていた。
「何しに来たんだ?俺は出ないって電話で言ったろ?」
「誰がお前なんか見に来るか!俺らは走って躍動するお姉さま達の美しきお胸様を見にきたんだよ!なぁ!」
「…それは佐之助だけだよ。僕と曹司は将誉志に会いに来たんだから。」
「うむ」
「あるぇ~?」
佐之助、尉澄からだけじゃなくて周りからもすっごい痛い目で見られてるぞお前。
「お前ら結構暇人なんだな。うし、運動会終わるまで待っててくれよ、終わったらどっかいこうぜ!」
「最初からそのつもりだよ!」
「俺らここら辺ブラブラしとく」
「おう。」
「おぉ!おい曹司あれ見ろよ!今走ってる娘の胸すげぇ!!」
佐之助、お前もう帰れよ。
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