19536人が本棚に入れています
本棚に追加
ポカーン。
そう、ポカーン。だ
マイクを奪われ、ぶっ飛ばされた俺もポカーン。
教師もポカーン。
生徒もポカーン。
あなたもポカーン。
私もポカーン。
あっちもポカーン。
こっちもポカーン。
っていつまでやってんだ俺は!
いち早く正気に戻った俺はもう一度校庭を見渡した。まだ全校生徒は目は虚ろ、口は半開き状態。
…なんかあの口に色々とね、ねじ込みたくなってくるね。性的な意(ry
って!ホントに何考えてんだ俺はァァァァァァ!!!!
いかんいかん…
「校長、延長戦って…え?」
全校生徒を代表して、隣にいる俺が校長に尋ねた。その一言に、生徒の大半が正気を取り戻した。
「引き分けなんて中途半端、私は許さん!勝敗がつかなくては面白くない!!よって延長戦!延長戦だッ!!!」
拳を握り、校長は熱く語る。
俺に思いっきり唾を飛ばしながら。
「えと、分かりました。分かりましたって!
近いです!近い!近い!近いぃぃィィ!!主に顔が!!!」
テンション上がって迫りくる校長に、俺は全力抵抗で応戦。終いにはなぜか両手をがっぷり組んで力比べに…
ホントになぜ?
「んで…!延長戦の競技は!なにを!ぐぁぁぁぁ!!」
「フン!!
あぁそれか。実はもう考えてあるんだ。それは────」
最初のコメントを投稿しよう!