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「ハァ…ハァ…ハァ…」
曹司の最後を脇目に、俺は一心不乱に走った。そりゃもう文字通りハヤテのごとく。
するとあら不思議。
ものの見事に尉澄・佐之助とはぐれてしまう結果に…
(くそっ…あいつら学園内がどうなってるか知らないからな。早く探さんと…)
息を落ち着かせ、汗を拭い周りを警戒しながらまた一歩踏み出した、まさにその時
チャララッチャララッチャッチャッチャーラチャラララランランラン!!
いきなり校内放送のスピーカーからどデカい音楽が。
これはあの昔懐かし某お風呂中継CMの曲か…?
正直ビビった。
『あーあーごほん。えー、私だ』
校長だ
『えー今、死…じゃなくて捕まった奴の名前を言うぞ~。
柊、柊 曹司くん。あの一番おっきかった奴だ~。
開始早々、ひじょーにペースが早くて先生とても嬉しいでーす。』
…ッておぉぉイ!!
この放送もろバト○ロワ○ヤルのパクりじゃねーか!!
しかも『死…』ってなんだ『死…』って!!??
『みんなこれからも2つの意味でヤル気だしてがんばれー。いじょー。』
プツン
放送切れた。
や
や…
「や…やっぱりあんた確信犯かァァァァァァァァ!校長ォォォォォ!!」
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