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葵の家を出たのはいいけど、行くあてもなく俺はその辺をぶらぶら歩いていた。
葵にとって…
俺なんてどーでもいいのかもしれない……
ﾊｯ…そんな事考えるなんて、そーとーキテルんだなぁ…俺……
そんな事を考えながら歩いていると───
「ヒロトーー！！」
は？え!？何？幻聴か??
幻聴まで聞こえるようになるとは……まじでキテルなぁ…
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