5人が本棚に入れています
本棚に追加
『わかった!
怒鳴ったのは俺が悪かった!』
と俺は謝った。
『でも姫!
勉強の邪魔しないからっていう約束じゃなかったっけ?』
俺が意地悪げに姫に言うと
姫が重い口を開いた。
「…って、だって約束が違う!」
「勉強の邪魔しちゃったのはゴメン…
でもデートって約束…」
俯き加減で姫が言う。
どうやら反省はしているようだ。
『姫!
俺がなんで前日になって勉強してると思ってるの?』
俺の問いに
姫はキョトンとした
顔を浮かべた。
・
最初のコメントを投稿しよう!