†二人のとある日常†

4/9
前へ
/25ページ
次へ
『わかった! 怒鳴ったのは俺が悪かった!』    と俺は謝った。    『でも姫! 勉強の邪魔しないからっていう約束じゃなかったっけ?』    俺が意地悪げに姫に言うと   姫が重い口を開いた。       「…って、だって約束が違う!」       「勉強の邪魔しちゃったのはゴメン… でもデートって約束…」       俯き加減で姫が言う。    どうやら反省はしているようだ。    『姫! 俺がなんで前日になって勉強してると思ってるの?』       俺の問いに 姫はキョトンとした 顔を浮かべた。 ・
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加