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数秒沈黙のあと…
「明日のため…?」
とだけ答えた。
『俺がこの一週間勉強する暇は?』
俺の問いに
「なかっ…たよ…ね?」
苦笑いで姫が答える。
『わかってるならよろしい』
仮にも俺は受験生
今は進路にも関わる大事な時期
一年の姫に
その危機感は理解できないようで…
俺はできるだけ
姫と過ごしていた。
その分他の同級生は
皆必死こいて
勉強しているだろう。
俺は幸い頭は良いから…
だからといって
テストの前日くらいは勉強しないとヤバイ!
いくら俺でも
天才ではないないんだから!
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