第二章・―捜査開始―

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 次の日、朝早く捜査一課へと足を運んだ明と令だったが。  何故か二人より先に高村の方がきていて、思いきり頭を下げて出迎えてくれた。  それに、奇妙な生き物でも見るかのような視線を寄こすと、明が大きくため息を吐きながら問う。 「……何ですか、一体」 「だから、謝っているのだよ」  それには頭を上げずに答える高村に、明の横でいる令も驚いているようで。  口を挟みはしないものの、息を呑んで事の次第を見守っている。  そんな令を横目にして、明が再度訊ねる。
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