8人が本棚に入れています
本棚に追加
ひとりごと
僕のひとりごと
「何で解んないの?」
「もっと優しく出来ないの?」
「いつまで経ってもガキだね」
心の中で誰かに言ってます
もちろん 誰も聞いてません
僕のひとりごと
「夢があるんだよ」
「好きな事だけしていたいなぁ」
「この僕が叶わない訳ないじゃん!」
心の中でしか言えません
もちろん 誰も信じません
言いたい事 たくさんあるなぁ
言えない事の方が多いなぁ
皆 つまんないんだもん
毎日がゆっくり動いていくよ
きっと悪い方向へ
ならばいっそ止めてしまって
時計を投げて 粉々にしてやりたい
こんなコトさえ ひとりごとになっちゃうんだ
君に望むこと
「すぐに怒らないで」
「もっと優しく喋ろうよ」
「がに股はちょっとやめよう」
言いたいけれどなかなか言えません
なんせ 気の強い女の子
僕は呟くよ
「夢があってね
その事だけしていたいんだ
勉強なんてしなくていいじゃん!」
僕はそう思ってるの
もちろん 親は許しません
言いたい事 言っちゃダメなの?
きっと僕の方が正しいこと
たくさん あるだろうから
気付けば毎日に 追われていて
そっと隠れて休んだよ
それがきっとダメな事で
「正しく生きて」 「言うことを聞いて」
そんなコトばっか やってらんねぇよ
先生が言うこと
「ホックはしめましょう」
「髪型は寝かせなさい」
「先生に対してその態度は何だ」
言い返したら 変な紙にね
また ×を一個付け加えるの
言われなくても
間違ったことはしないよ
余計なお世話なんだよ
解んない事もあるけどさ
黒板なんかで解ったりしないから
毎日を大切に生きていたいよ
きっとそれが大切で
でもねやっぱ疲れちゃうよ
人間関係 粉々にしてやりたい
ひとりごとをね ただ ただ 呟くの
聞こえるまで
言える日まで
最初のコメントを投稿しよう!