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fragile title
空の星に君を重ねる事はもうないけど
こんなタイクツな夜にはやっぱり思い出しちゃうよ
ちゃんとした始まりもなく れっきとした終わりもない
この僕の恋だったから
諦めた事だって自分自身気づかない程だった
学校も流行りの物も すべて君の為の時間が僕にはあった
僕が 僕は君のこと好きだって気付く前から 好きだった
気付かないままならば 君の友達には なれていたかな
「君」はもう思い出か? でも君はそこに居る
解ってる この物語に君は居ない
ただ 僕の独りよがり 自己満足の塊
だってこんな事 君は知らない 言えない
一人で喜んで 泣いてるだけ
さよならを心の中だけでしか言えなくて
その事が嬉しかったのか悲しかったのか
解らないうちに 忘れて
ありがとう この言葉なら言えるかな
その意味を 君はずっと 解らないままで
時間に任せて 忘れよう
こんな綺麗な星の様な君だって思う頃があった
そんな時期はやっぱり 物事が見えなくなる
こんな会話したいな ドラマチックに見えた夜
空回りの日々重ねた
諦めたくない 君を好きだった事忘れたくない
放課後がタイクツになって 君に会える時間じゃなくなったからだ
僕は 君が誰を好きなのかって 知ってたってきっとね
諦めきれないかもね ちゃんと言えたら それならばきっと
君は思い出になってた でも僕はそうなれない
言いたいな 時効になってしまっても
ただ 僕のワガママで 自分自身を言えたらな
でもそんな勇気 僕にはない 言えない
ずっと喜んでるのか泣いてるのか
解らない感情で生きている
バイバイ と帰り道 言おうか迷ったこの道
でも君は躊躇いもなく 僕に言うから
すごいなぁって 思って
バイバイを言う事が大切じゃない 解ってる
でも言えないと 次にも進める訳ない
言えないまま 忘れよう
それは止めよう
さよならを心の中だけでしか言ってなくて
僕だけの物語にしたくないから
解らなくていい この意味
さようなら 帰り道言ったよ 迷わずこの道で
その意味を 知らずに君は 「うん バイバイ」って
ちゃんと言えたよ サヨナラを
本当に 心が成長した毎日だった
僕なりのハッピーエンドがこれだから
笑ってくれよ 変わらずに
おはようを言う日が来たね 夜が明けた
何にも変わってはいないけど
僕だけは違うよ 変われたよ
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