ライアー

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ライアー

今から君の事ありったけ 文字に変えてみようと思うよ 少し躊躇うけれど 初めてかもしんないからさ 嘘は無しでリアルの僕のこの気持ち 君に出会えて本当に良かった  文字じゃ言い表せられないよ 君と出会えて 明るくなれた気がするんだ 友達がそう言ってたもん 「お前、明るくなったよな」って あの時はまだ未熟だった 言葉にも変えられなかった 話し掛けられたら 戸惑って距離遠のいて 傷 恐れて リアルを見せるの怖くて 本当に君は可愛くて 誰からもたくさん愛されてて 僕からの愛は必要なくて 君は誰かの愛を欲しがってた だから その誰かになろうと 必死で自己主張の日々 お陰で多少認めてくれた けど 友達って枠は超えちゃいけないみたい まぁしょうがない? だって多少 おもろいだけの 情けない男だから だけど いつか そんな 枠を超えてみたいな たまたま君と帰れた日 もちろん二人きりじゃなくて 友達一人と それと君の友達一人 笑って 話して 冗談で僕の事 好きって どうしてそんな事を言うの? 本気にしてしまうのは解ってるだろ? その「好き」って言葉の意味は知ってた 君は僕がそこまで考えてるって知らなくて だから その分 泣いて その分 嬉しかったりして お陰で本当疲れたんだ でも 友達になれただけでも進歩じゃない? まぁこんなもん? だってちょいと 愉快なだけな しょうもない男 だけど それでも いつか 君と 手を繋ぎたい 本当に君は可愛いから 誰からもたくさん愛されてる 僕はその中のただの一人 君は誰かの愛を欲しがってた だから その誰かになろうと 必死で自己主張をして お陰で多少認めてくれた でも 友達って枠に満足してちゃダメだ まぁしょうがない? なんて思わない  おもろいだけの 情けない男じゃ 僕は 絶対 ないから もっと進歩するから
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