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綺麗なままで
夏は光に溶けて
空を焦がすようで
自分の胸もまた
夏に焦がされるようで
人は光に消えて
今を急かすようで
自分の弱さもまた
人に急かされるようで
夜は光を奪って
今日を昨日に変えていくようで
自分の今日もまた
夜に昨日にされていく
繰り返すだけの日々に
それなりの価値を
見出したくなったら
それはもう霞んでいる
綺麗なものは
ごく自然なもの
簡単にその身を
すり抜けていくようなもの
だから
綺麗なんだ
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