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来趣過
酸っぱい過去とか
胡散臭い未来とか
数えるほどないもので
敢えて数えてしまえば
欲しくなるばかり
今を見失って
酸っぱさと胡散臭さを
求めるその姿
恥ずかしいたらありゃしない
十分もらったはず
酸っぱさなんて
生まれた時から
手に入れるチャンスを
もらっている
胡散臭さだって
生まれたときから
もらい続けている
今手に入れるべきなのは
今を生きるための何か
泣くよりも笑うための何か
それは
過去にも未来にもないから
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