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「こっちが、京央(きょお)。私の新しい友だち」
カフェテラスで、お茶を飲みながら紹介をされる。
「京央。こっちは、奏乃(かの)。小学校からの親友」
私の友人、中島紅絽(なかしまくろ)は、私に紹介したい人がいるという事で、この目の前にいる、美空奏乃を紹介してきた。
「よろしく」
奏乃という少女は、小柄で、幼い顔をしていた。
所謂「可愛い」と言われる種類の人種である。
「京央さん、すごくカッコいいです!!」
「そうかな?」
一方の私は、女子から憧れられる女子の代表格のような存在だった。
顔立ちも年相応のものよりは随分大人びているし、昔から剣道を習っていたので多少運動もできる。
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