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ｸﾛﾏ｢終わった、入っていいぞ｣
扉から出て行った悪魔達に聞こえるよう声をかける
ﾀﾞｲｼﾞｰﾝ｢もう終わりましたか！
相変わらずの瞬殺ですね！｣
一番に悪魔のﾀﾞｲｼﾞｰﾝが入る
ｸﾛﾏ｢は…ははっ、まぁな！｣
ﾀﾞｲｼﾞｰﾝにつられ、ゾロゾロと側近悪魔達が入る
なぜ側近がこんなにいるかって？
奇襲が来たらどうしようもないからだ
ｸﾛﾏ｢…今日はもう疲れた、もう寝るとしよう。
ﾀﾞｲｼﾞｰﾝ！
見張り頼むぞ？｣
ﾀﾞｲｼﾞｰﾝ｢ﾊｯ！ お任せあれ！｣
信頼できる部下はﾀﾞｲｼﾞｰﾝのみだ
このﾀﾞｲｼﾞｰﾝは我の忠誠度チェックを１２０個ノーミスクリアした数少ない悪魔
まさに永遠の二番手だ
故に見張りを安心して任せられるのはコイツしかいない
流石に我の戦闘能力のことは教えてないがな…
ｸﾛﾏ｢頼んだぞ？｣
もう一度ﾀﾞｲｼﾞｰﾝに念を押して自分の部屋に向かう
ｺﾂｺﾂ…
我の部屋は玉座を横に行けばある
ｶﾞﾁｬ
ｸﾛﾏ｢我が起きるまで絶対開けるなよ？｣
上級悪魔でも回避不能な罠がうじゃうじゃあるから
ﾀﾞｲｼﾞｰﾝ｢ﾊｯ！｣
いい返事だ
ｸﾛﾏ｢では……夢に幸あれ…｣
夢に幸あれとはおやすみと同じ用途だ
ﾀﾞｲｼﾞｰﾝ｢夢に幸あれっ！｣
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