19人が本棚に入れています
本棚に追加
・・・・・・。
でも、まぁ。
特に、断る理由も思いつかず。
「・・・別に、いいけど」
承諾した。
早瀬君は、白い歯をキラリと輝かせて、笑みを見せる。
「なら、玲ちゃん。よろしく!・・・あ、俺の事、晃って呼んでいいから!」
・・・・とまぁ、こんな風に。
彼との会話が増えていった。
彼と話す所を、何度もクラスのみんなに目撃され、(というか、注目を集めたがる、彼の性格のせいかもしれない)私は時折、友達にあれこれと聞かれたりした。
「ね、なんで早瀬君と、あんなに仲良いの?」
「早瀬君って、どんな女の子がタイプって聞いてる?」
「早瀬君の好きな物とかわかんない?」
・・・それこそ、本人に聞いてほしいような質問を山ほどされた。
最初のコメントを投稿しよう!