迷走

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迷った挙げ句のその言葉   夜に花が咲く ついにやってしまった 只、食い違っただけなのに   明々と照らされるその日 下朗が人を連れてきた 苦しみを取り除く人だとか   喉の奥から響く声 存在意義を見出だせた 呪いの日々から解放へ   細切れになった精神 届かなかっただけの事 罰の悪そうに言ったその、人は   迷った挙げ句のその言葉
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