異常

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「なっ!?」 「いえ、質問が間違っていました、何故寛介さんという存在がいた事を知っているのですか?」  やっぱり寛介はいたんだ。  だとしたら何故みんなが寛介を忘れてしまったんだ? 「もしかしたら、昨日ここにいましたか?」 「!?……何でそれを!?」  やっぱりあれは夢じゃなかったんだ! 「そうですか、やはりあなたでしたか」 「お前……誰だよ? なんで……あんな事したんだよ?」 「何とは、ただの食事ですよ?」  クスクス笑いながら砂羅はとんでもない事を言った。 「食事ってふざけんな!」
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