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すべての始まりは彼が教室に忘れ物をした事からだった。
「たくっ、何でよりにもよってあんなもの忘れちまったかな?」
神無月 光(かんなづき みつる)は茶髪で肩まで伸ばしていてここ正賀原中学校に通っている少年である。
ゲームが好きで中学生にも関わらず女子にあまりに興味が無いのが特徴である。
光が忘れたのは学校に持ってきた携帯ゲーム機の事である。
毎日先生の目をかいぐぐって友達と隠れてやっている。
その携帯ゲーム機が先生に見つかったら後々面倒な事になるし充電もいい加減無くなってきているからこのままにしていたら明日ゲームが出来なくなる。
だからわざわざ夜の学校に侵入してまで取りに行くする羽目になった。
教室に行く途中で見知った顔を見つけた。
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