―父親―

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 眠気も忘れて、涙をこらえ オトンの隣に座った。 “背中に哀愁漂ってるで” “そうかぁ” 久しぶりのオトンの声。  それ以上、会話は無くテレビの音だけが聞こえた。  恥ずかしくて、抱きつく事はしなかったが 隣にいるだけで、安心した。
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