カレカノ

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そこには竜哉がいて…まんまと奈津美にしてやられたことに気づいた。 「ちょっと来て」 そう言って私の腕を掴むと勝手に歩き出した。 私はどうにもできず引きずられるように着いていった。 竜哉は教室から一番近い空き教室に私を入れ、ドアを閉めた。 二人だけの空間。 すごくドキドキした。 「由宇、こっちに来て?」 机に腰かけた竜哉が私の両手を軽く握り、引き寄せた。 .
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