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竜哉の前に立つ私の腰にすごく自然に手を回す。
より近くなる距離。
「授業…始まるよ」
間が持たず、口にする。
何も言わない竜哉。
鼓動は速まるばかりで
それに耐えきれなくなり竜哉の腕から逃れようとする。
もちろん竜哉がそれを許してくれるはずもなく
それどころか更に引き寄せられ竜哉に軽く抱き締められる感じになってしまった。
竜哉が机に軽く座っているせいで顔がほぼ同じ高さになっていて
すごく顔が近くにある。
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