想いの大きさ

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――… ―… とうとう放課後になってしまい私は竜哉のところに行くべきか悩んでいた。 竜哉は佐々木らといつものように楽しそうに話している。 どうしよう…… そう思っていたら奈津美が鞄を手に近づいてきた。 「何をグジグジしてんの。さっさと行く!」 戸惑う私の背中を押した。 奈津美によって竜哉たちの方に押し出されてしまった私はかなり挙動不審。 話しかけるタイミングをつかめないでいた。 .
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