カレカノ

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今まで奈津美が座っていた席に竜哉が座った。 正面に座られるとさすがに照れる。 って言うか何を話せばいいの? いつも当たり前のようにしていたことがうまくできない。 そんな私に気づいてかなんか楽しそうに笑っている。 それにもくってかかる余裕すらない私。 竜哉が机の上の私の手を軽く遊ぶように握る。 なんかくすぐったくて 恥ずかしくって顔が熱くなった。 .
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