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空の国の星の都に、それはそれは美しくかわいらしい王女様が住んでいました。 ふわふわの栗色の髪には、きらきら輝く星がいくつも散りばめられていました。 瞳は、その髪と同じ色で、大きくばっちりとしていました。 唇はバラの様に赤く、頬は透き通る様に白いのでした。 この王女の美しさは、星の都だけでなく、雲の森や月の街、太陽の帝国にまで知れ渡っていました。
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