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「書けた!ほらよ!」
「失礼します。さて、今日の作品は……鯱?」
「そう!鯱、キラーホエール!」
「まさか先生?今度は鯱が何か話をするって内容なのでは?」
「イエス!」
「3回連続はマズイですよ!」
「いいか?今まで2回連続的なのはあった。が、3回ってのはなかった!」
「それは危険だからですよね?」
「イエス!シリーズ物を3回連続やると作品がグダグダになる。だが!あえて危険な道を進まずして!何が超短編小説だ!と、自分で自分に問うた。」
「己の中だけにしといて下さいよ。作品に出しちゃダメですよ。いや、確かにいい作品です。しかし、3回連続は無理です!ゴーサインを出す訳には行きません!」
「ヤダ!3回連続に意味があるんだい!」
「ガキですか?間を空けましょう。ペロペロキャンディーの話は、どうです?」
「それは明日。」
「薬の話は?」
「明後日。」
「母親と少年!」
「明明後日!」
「なら!」
「待てーい!何で俺が目次的な役割を担わなくちゃならないんだ!俺が目次をやってしまったら、いったい目次は何をすればいいんだ!って、鯱の話の原稿!どこ行った!?」
「燃やしました。」
「ああ、鯱だけにね。」
「何がですか?」
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