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愛する女性が、自分を傷めつけてまで他人のためにと何かすることを、止めない恋人がいるはずがない。
彼氏から、モバを禁止された。
そして、自分の身体の回復を一番に考えるようにと言われた。
これが、以前に行った『自主ペナ』である。
もちろん、私は反省した。
もう決して無茶はすまい。
最愛の恋人を悲しませるようなことはすまい。
私は、私を一番大切にしよう。
禁止期間中は、ほとんど誰とも接触しなかった。
友達へ、休むと連絡を入れたくらいだったと思う。
その他のミニメにも書き込みにも、返事はしなかった。
ただ、様子を眺めているだけ。
時に、思わず口出しをしそうになったこともあったが、何とか抑えた。
普通に雑談を楽しんでいた友人たちとさえ、話せなくなったことは、とても寂しかった。
けれど友人たちは口を揃えて、「休め」と言った。
友人たちもまた、私を心配してくれていた。
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