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友達は、私の忠告通りに、それまで行っていた行動を、止めてくれた。
しかしその後、友達のストレス発散の矛先は、私たち相談員・副管理人へと向けられた。
自覚はなかったのだと思う。
ただ、自身でもその不安定さを、どうしたらよいのかわからなかったのだろう。
ストレスというのは不思議なもので、誰かが発散すると、何処かしらに被害が出る。
人は、イラついた時などに舌打ちをすることがあるが、この時舌打ちをした人は、ストレスを発散している。
しかし、舌打ちを聞いた人は、ストレスを感じる。
無意識に行われる、ストレスパス。
舌打ちに限らず、そういうことが日常生活の中では、よくある。
その現象が、私たちの間でも起こっていた。
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