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人は誰しも翼を持っている   一人で飛べるものもいれば   翼が折れてしまっているものもいる   小さい翼もあれば   大きい翼もある   綺麗に光っている翼もあれば   傷つき汚れた翼をもつものもいるのだ   まさに、千差万別なのだ   様々な翼の中   あたしにその翼を見分ける力はないが   人の持つ翼とは片翼なのだと思う   人は一人で生きていくことはできないのだから   自分のもう一つの翼を捜し求めている   例え、見つかったとしても   実際、一緒に飛んでみなければ   自分の片割れであるのか   わからないだろう   だから、   人は迷うのだ   一体となり、   一緒に飛んでいくために   すぐにみつかるハズがない   この世界は広いのだから   それでも、あきらめず   求めてほしい   比翼である…相手を   見つめなおしてほしい   自分の翼を…
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