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あれからすぐに優斗を私の部屋に強制連行した。
灰原さんは呆然としながら私達を見送った。
「優斗っ!これは一体どうゆう事よ!ちゃんと説明してっ!!」
「あっあまり耳元で大きな声を出さないでくれよ…」
「大きな声も出るわよ!!」
さっきから私が優斗って言ってるコイツは宮藤優斗、私のクラスメートでもあり、私の…。
「それにしても…ここが夢希の部屋かぁ~」
「何しみじみと私の部屋を見てるのよ!これからどうするつもりなのっ!!」
「どうするって…雇って貰った以上は一生懸命働くさ」
優斗はまだ現状が分かってないらしい…。
「私が言ってるのは仕事の事じゃなくて、私達の関係の事を言ってるのよ!」
「あぁ…もしかして俺達が付き合ってる事を言ってるのか?」
「それ以外に何があるのよっ!!」
そうなのだ!私と優斗は付き合ってる関係なのだ、優斗とは付き合って3年になる…。
ただ優斗には自分が言うのも何だが、私が一応お嬢様である事は言っていたが、この家に連れて来た事は1回も無かった…。
理由は両親が女友達しか遊んだり家に入れたらダメと言われていて、男とは一切遊んだり、ましてや付き合うなんて論外なわけ。
だから優斗とこうやっている事は非常にマズい…いまは両親は仕事でいないけど、家には私の監視役がいるからマズい事には変わらない…。
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