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「全然寝れなかった…」
只今朝の五時半…まだ起きるにはかなり早い時間だ…。
眠れなかった理由は明白だ。
「…やっぱり無理矢理でも辞めさせておけばよかったのかなぁ~、第一優斗の働く所を探す手伝いが出来てたらこんなことになっていないんだろうなぁ~」
…昨日のあの後優斗は執事の勉強があるから、と私の部屋から出ていき次にまともに話が出来たのは夕食も終わって優斗が私の部屋に明日の予定を伝えに来た時だった。
…コンコン
「あっはい?」
「お嬢様…失礼します」
「あっ優斗!」
「お嬢様、明日の予定をお伝えにきました」
ふ~ん、来た日から早速仕事なんだね。
…でもね優斗。
「優斗、二人っきりの時は敬語じゃなくていいよ!…第一優斗がそんな喋り方すると気持ち悪いし」
「…いやいくら何でも気持ち悪いはないだろ、これでもお嬢様に対する喋り方ってやつを覚えたんだからな!」
…何それ?お嬢様に対する喋り方って?私ってそんなにくせがあるの!?。
…いやいやそんなことよりも今は優斗の事!。
「ところで執事の仕事はどう?」
「まぁ今日と明日は勉強だからな…まだ分からないな」
「でも今日と明日が休みだったからよかったわよね」
「そうだな…まぁ迷惑だけは掛けないように頑張るよ」
「うん!でも無理だけはしないでね」
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