第一夜
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――――― ――― ― (あれ…?) 何時になっても何かが起こる気配がない。 そっ…… 月は恐る恐る閉じていた目を開けた。 「!!?? きゃああぁああ!!!」 月の目の前には真っ赤に染まった大きな目玉をぎょろつかせる“モノ”がいた。 .
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