出逢いは……?

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私は浮かれていた。 隣の空き部屋に誰かが来ることになったのだ。 果「ねぇ、おかぁしゃん?お隣に誰か来るのぉ?」 果夏が嬉しそうにお母さんに聞く。 母「ええ、そうよ。確か……果夏と同じ年の子がいたわねぇ。」 果「!ねぇ!!おかぁしゃん、それほんとぉ? 私、会ってくるぅ~」 ガチャ、バタン! 母「え?果夏?もうあの子は勝手に………」 母は少し呆れたようだった。 だって、私当時三才だもんっ// 当時の私は…… 果「おっ隣しゃーん♪」 と、陽気に歌って、お隣の家の前にきた。 ピンポーン…… 果「えへへ、どんな子かな?仲良くなれるかな?」 なんて、ワクワクで待ってたら……… ゴツンっ!! と、鈍い音がした。 果「???」 果夏はふらふら~となり、しまいには泣いてしまった。 「こらっ!慶一!!勝手にドア開けちゃダメでしょ!」 慶「え、だって…」 どうやら、ドアを開けた張本人は慶一という男の子。 果「うわぁあんっ!」 果夏はそんな話をしているなか、わんわん泣いていた。 もちろん、慶一はおろおろする。
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