もう一つの始まり

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タ〇シード仮面が目の前まで来ると喋りだす。 「私は、モバクエの創始者『流星』と言います。説明はいります?狼蓮君」 「説明いらないがオラが後でするけ」 「そうですか。では、行ってらっしゃいませ」 「流星って奴ちょっと待て!」 「何でしょうか?」 流星は、立ち去ろうとしていた足を止める。 「狼蓮とはどういう関係だ?てか何で狼蓮がここにいる?気絶してたはずなんだが」 「関係は後でわかります。狼蓮君は気絶してなかったみたいですね、一緒に来ましたから」 俺の質問に一通り答えて今度こそ立ち去ろうと歩みを始める。 「それではよい旅を…」 流星がマントを一振りすると、目の前が光に包まれる。
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