もう一つの始まり

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ー次の日ー 「まだかな?」 「まだだな…」 俺と恭弥は約束の国立中央公園についてから2時間が経過しようとしていた。 ー狼蓮宅ー 「ぬおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 遅刻しました。 「ちっ、狼蓮が起きるまで待ってたら約束の時間から2時間経過してるし…」 「雲宥マジでっか!?」 「マジだよ!」 と、俺は言いながら狼蓮の顔面を殴る 鼻から血飛沫をあげ倒れる狼蓮。 無視して倒れたまんまで着替えさせる俺。 「ほら行くぞ!早く」 「血が止まんねぇんだ」 俺は無視して出発。 狼蓮は後から鼻の両穴にティッシュを詰め込んで追いかけて来る。 さぁ今から約1時間近く電車だ 合計、4時間の大遅刻。 カンカンだろうな。
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