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「サク!いくぞぉ」
勢いよくリュウがボールを蹴り出す。
「おぉし!ナイボっ」
サクはそれを右足で捉え、ネットを揺らす。
2人は小さい頃からいつもこうやって遊んでいた。
リュウがパスを出して、サクが決める。この2人の息はピッタリ合っていた。
サク「俺たち、最高のコンビだよな!」
リュウ「そうだな!いつか必ず、日本最高、いや世界最高のゴールデンコンビになろうぜ!」
サク「もちろん!よろしくな!!相棒(笑)」
サクはボールをめいいっぱい空へ蹴り上げた。
青空を白黒の球がゆっくりと舞い上がり1つの絵を創り出していた。
リュウ「絶対だぞ!約束な♪」
サク「あぁ!ゼッタイだぁ(笑)」
2人は固い約束を交わした。この頃は2人とも輝いていた。
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